| メールマガジン臥龍通信バックナンバー2002 | HOMEへ |
![]() |
|
臥 龍 通 信 第 35 号 <2002.11.17発行> http://www.Nakajima-MSI.com |
|
|
※「臥龍通信」は、ご登録メンバーの皆様に配信しております。 |
||||||
|
|
||||||
| ◆ INDEX ◆ | ||||||
◆ 臥 龍 通 信 第 35号 ◆ 大学生たちのムーブメント〜『中大を元気にする会』講演のまとめ ◆ Nakajima-MSI INFORMATION ◆― 臥龍通信入退会のご案内 |
||||||
| ◆ 臥 龍 通 信 第 35 号 ◆ 大学生たちのムーブメント〜『中大を元気にする会』講演のまとめ |
||||||
久々、母校中央大学の学部生に会って来ました。今年2月の中央大学研究開発機構の公開講座に続き、今度は中央大学学部生に講演をしました。講演題目は『大学生として、大学院生として、これからの時代に何が必要なのか?』、約70分の講演時間に携帯電話に出る学生もなく、後輩たちは真剣に私の講演を聞いていました。大講義室で満杯の後輩の学生達約450名は、何かを学び取ろうとして先輩の私の話を夢中になって聞いていました。 日頃レジャーランドと言われる大学ですが、この日の後輩たちの熱意は私にも伝わってきました。なかなかやるじゃないか中央大学と心の中で満足しました。『中大を元気にする会』は中央大学の理工学部の学生達を中心に中央大学OBなども参加した巨大な知的コミュニティを目指し、大学の内部からも大学教授や大学職員の協力によって、大きなムーブメントを起こしつつあります。大学生や大学院生が学生という立場から、企業社会人である先輩OBと連携して、社会人としての役割に目覚めつつある中大理工学部の学生・院生の姿は、大きな驚きと感動を受けました。先輩OBとしてできる限りの支援をしなければと考えました。臥龍通信の会員の皆様にも、大学生が自分達の力で変わりつつある姿をお知らせしたくて今回は『中大を元気にする会』を取り上げました。 この大学生たちのムーブメントは、中央大学のOBだけでなく、すべての社会人が大事にすべき未来への動きと考えています。企業経営と日本経済はたった数年の企業社会人の高度な再教育で激変します。企業経営のプロフェッショナルであるMBAが大企業に0.3%しか存在しない日本企業の経営は、MBAを異端視することでしかありません。また、企業経営者の役員クラスにMBAが3%しかいない日本の大企業は、根本的に企業経営のプロフェッショナルの必要性を認識していません。企業経営の専門性を認識できず、評価もしない日本の大企業の経営はすでに国際競争力としての専門性を失っています。 1998年の『世界の中国人よ。帰国して中国の国家建設に参加せよ。』のアピールで世界中に広がった中国人6000万人が呼応しました。中国の国家建設のための海外からの直接投資の70%は華僑資本であり、米国を中心とした中国人知性が続々と帰国して国家建設の参加しました。米国のシリコンバレーだけでも約3万6千人の中国人博士や約2万7千人の中国人MBA、合計約6万3千人の米国最先端IT専門家が中国の国家建設に参加し始めました。すでに中国に帰国した海外留学の修士・博士は約14万人が国家建設に参加しています。日本の大企業全体でも約6千人のMBAがいますが、決して優遇されているとはいえません。 米国の大学で研究する中国人ノーベル科学賞受賞者5名をはじめとする米国中国人知性の中国国家建設の参加は中国を大きく変えました。韓国も中国もインドも大学の高等教育と高度な社会人教育の実現が国家経済を全く変貌させてしまいました。日本も企業社会人になる大学生の意識が変われば、日本社会は急速に変わっていきます。 勉強は大学卒業で終わり、大学卒業後30年以上も企業で働く企業社会人の知性は30年以上も陳腐化しないと考えているのは、もはやアジアでも日本人だけになってしまいました。必要であれば、企業社会人として働きながら何度でも、大学や大学院へ通う覚悟がこれからの日本人には必要です。知性を陳腐化させない努力と努力を支援する企業社会がこれからの日本には必要なのです。企業社会人に先駆けて目覚め始めた中央大学大学生勇士の皆さんに大きなエールを贈りたいと思います。 ●『中大を元気にする会』のサイト →http://genki.tsym.net/index.htm |
||||||
| 中嶋経営科学研究所 所長 中 嶋 隆 | ||||||
|
●『臥龍通信』バックナンバーはこちら→ http://www.nakajima-msi.com/mzbackno.html ●ご意見・ご感想はこちら→info@nakajima-msi.com |
||||||
| ◆ Nakajima-MSI INFORMATION ◆ | ||||||
|
||||||
|
Copyright(C) 2002 Nakajima Management Science
Institute E-mail:info@nakajima-msi.com |