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臥龍通信

臥 龍 通 信 第120号 <2005.08.29発行>
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  ◆ 臥 龍 通 信 第 120号 ◆
    日本政治の構造改革

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 ◆ 臥 龍 通 信 第120号 ◆
    日本政治の構造改革
日本政治の構造改革

日本人が21世紀を行く抜くためには2つの覚悟が必要です。資本主義的競争原理への覚悟、国家財政に対する国民負担の覚悟の2つの覚悟です。

資本主義的競争原理への覚悟
日本人が終身雇用制度と年功序列制度を否定して、資本主義的競争原理を歓迎するのであれば、履歴書の写真と年齢と性別など、学歴や職歴以外の能力に直接関係ない項目は最初に廃止するべきです。能力主義の社会には性別も年齢も要望も関係ありません。日本企業が完全な能力本位の選考が確保されない限り、資本主義社会の競争原理の確立はありません。さらには、日本人が大学を卒業して就職しても年収は年齢に応じて上がらないために、年収が上がる管理職や専門職になるためには、就職後も働きながら専門職大学院などで学ぶ覚悟も必要になってきます。年功ではない性別に関係ない能力評価には、能力を高め、管理職としての資格を得る制度と再教育機関も必要になります。30歳でも40歳でも何度でも大学院に行く、生涯終わることのない勉強の日々も国民は覚悟しなければなりません。生涯学び続ける精神力と実行力のほかに、学び続けられるだけの資金力も個人の能力と年収には大きく影響してきます。無限に学び続けるだけの資金力があるか、また経営学修士号(MBA)や経営学博士号(DBA)を取得しているか、また2ヶ国語や3ヶ国語の能力があるのかという資金と能力の差が年収に大きく影響してきます。海外に留学させて、語学と学力の両方を獲得できるだけの資金力がある家庭と個人的な能力はあるが資金力がないために能力を身に着ける機会さえ与えられない家庭の資金格差と能力格差を日本人はこれから容認しなければなりません。21世紀の科学的な企業経営の現場では、もはや線形計画法や統計解析やソフトウェア工学や経営数学理論を現場に応用できない管理職は必要ありません。親の世代の所得格差は子供の能力格差になり、再び子供の所得格差を生み出す社会も当然のこととして受け入れなければなりません。自分の能力を開発する場を親から与えられる人間と自分の能力を開発する場を自分で努力して獲得しなければならない人間とは大きな違いが出るのです。国民は努力しなければ限りなく転落して行き、努力しても現状維持で、より良い生活を手に入れるためには一生涯他人よりはるかに努力をしなければならない人生を日本国民は覚悟できるのでしょうか。日本人の親の世代が大学生や社会人になった子の世代に、様々な専門知識を教えられるだけの知性を持つ時代が来るのでしょうか。国家政策を国会議員や専門家と互角に批判できるだけの専門性のある日本国民になるのはいつなのでしょうか。

国家財政に対する国民負担の覚悟
日本は1980年代までは国家経営に成功していたと考えられますが、1990年代からは国家経営に大きく失敗してしまいました。国家経営に成功していた政府に国民は国家経営を深く考えることもなく任せてきましたが、国家経営が失敗しても国民は無関心のままで、国民が気づかない間に国家経営者は莫大な借金を作ってしまいました。日本の国債発行残高は2005年で約538兆円です。日本の国内総生産(GDP)の総額をも超え、8年前のレベルに比べて2倍を超える借金額になりました。
橋本龍太郎内閣時代に、これでは国が滅びかねないと「財政構造改革会議」が3人の元首相をメンバーに発足しましたが、その目標は2003年度に赤字国債発行をゼロにするというものでした。自民党が公約した政府の借金である赤字国債発行ゼロは実現されず、小泉政権になっても2005年度の国債の新規発行額は約34兆3900億円です。国民に対する政党の約束を、小泉首相は公約が守れなくても大した問題ではないと答弁したとおり、政党の約束は平気で国会答弁でも踏みにじられるものになってしまいました。さらに都道府県の地方債残高は1974年度に約3.7兆円でしたが、1994年度は約39.4兆円と増え続けて、2003年の都道府県の地方債残高(借金)の総額が75兆円を突破しました。国家税収は2005年度には約44兆円で、新たな借金が約34兆3900億円で、すでにある借金が約538兆円というのが日本の財政状態です。日本国民が国家経営を政党に任せて無関心であるうちに、国民の借金は膨大な額になりました。国民の選択は国家経営組織のコストを二分の一にすると毎年の借金はしなくて済みますが、これまでの借金が約538兆円あるので20年間で返すことを考えれば国民の税金はこれから約2倍を覚悟しなければなりません。当然、国家経営規模が二分の一になることは、警察も裁判所も官僚も国会議員も学校の先生もほぼ二分の一になるということです。政府補助金も社会保障費も二分の一ですから、医療費は5割以上の負担になるでしょうし、教育費も国民負担が増加し、払えない家庭が続出する義務教育費になります。これまでの医療や教育や治安を維持するならば、現在の税金を約2倍の90兆円規模にはしないと20年後の国家経営は健全な経営には戻れません。

日本の政党は構造改革や規制緩和など小さな政府と言いますが、政府の大きさにも限度があり、大幅な政府組織のコスト改革はまったく進みません。大増税しても赤字の国家経営では国民の借金は増えていきます。国民が無関心であった国家経営の失敗は国民が増税で負担する以外に解決の方法はありません。どんな政党であれ、国民の大増税を避けて国家経営の借金を減らすことなどできません。国民がどんなに税金から逃れようとしても、国家経営の借金は国民以外に返す人間はいないのですから、逃れようがありません。日本の国家経営の失敗による538兆円の借金は、これからの20年後や30年後までの日本国民の収入を現在すでに538兆円使ってしまったということです。日本国民の貴重な未来資産の538兆円がすでに国家政府に消費されてしまったのです。これだけの資金を日本政府は使って、さらに毎年GDPの10%ほどの政府と地方の借金資金を使いながら、日本経済の成長率は2%程度です。米国とほぼ同額の中国輸出と東南アジア輸出がなければ、日本経済は再び不況に逆戻りという中国頼み、アジア頼みの日本経済を日本政府の国家経営の成功とはとても言えません。日本政府が言う「構造改革」とは、これまでの国家経営の失敗をいよいよ国民が責任を取ってくださいということです。国家経営規模を二分の一にできないのですから、どんなに政府組織の改革をやってもこれまでの借金の538兆円はなくなりません。政府組織の構造改革で50%のコスト削減ではなく、20%程度のコスト削減をしますから、最終的には毎年の税金を約2倍にして、これまでの国家経営の責任の538兆円と毎年の借金を国民が負担してくださいというのが、自民党が考える小泉流「構造改革」です。日本の国家経営の失敗と責任を逃れられる日本国民は誰一人いないのです。どの党がどんな政策を打ち出そうとも、国民負担の総額にそう差は出ません。もし差があるとすれば、国民負担をどの地域やどの所得層にどんな配分をするかの違いであって、国民負担の総額はあまり変わらないのです。年金や健康保険料の増額も考えなければなりませんが、本気で政府が構造改革するのであれば「郵政民営化」など後回しにして、すぐにでも現在の国家経営の赤字を補填するために、国民の国税と地方税を2倍にする法案を国会可決する必要があります。国家議員も国民も企業も「構造改革賛成」なのですから、すぐにでも2倍の税金を国民は喜んで受け入れるはずです。高い法人税では世界競争力がなくなると騒ぐ日本の財界ですが、北欧や欧州の法人税の高い国家の企業が世界企業としても成功していることを認めながら、自分たちは同じ条件では海外企業と戦えないと弱音を吐きますが、「構造改革」には賛成の財界ですから、すぐにでも2倍の法人税も喜んで払ってくれるでしょう。

自民党と言う政権政党のおかげで、「世界汚職清潔度ランキング」の2004年度版では、世界24位に落ちましたが、日本の汚職度は相変わらず清潔度で評価すると世界24位の汚職国家です。経済大国と言ってもその内容は、2005年の「IMDの世界競争力ランキング」でも、日本のビジネスの効率性は世界35位で、政府部門の効率性は40位です。こんな日本にしたのは政権政党であった自民党に原因があります。どうせ、「構造改革」や「郵政民営化」や「小さな政府」と言うのですから、徹底的にやればいいかもしれません。全国に約2万5000ある郵便局は、普通、特定、簡易の3種類の郵便局に分類されます。このうち、約1万9000と全体の7割以上を占める特定郵便局は、明治政府が郵便制度を創設する際、地方の名士や資産家らに業務を委託したのが発端ですが、この特定郵便局も構造改革の対象として悪者のように言われています。様々な特典や特権をこれまでの政府は容認しておいて、いきなり批判を始める政府に特定郵便局は驚いていると思います。公務員の特権をこれまで放置してきた政権政府の責任は問わずに、いきなり公務員だけ悪者にしてしまう政権政府のやり方には多くの公務員が驚いていると思います。

小泉首相が「郵政民営化」と言うならば、徹底的にやればいいのです。全国約1万9000の特定郵便局は、2年で民営化してすべて他業種に商売換えして、過酷な民営化を要求する郵便局を辞めてしまえばいいのです。全国約1万9000の特定郵便局はすべて公務員から民間人となり、全国の窓口郵便局1万9000の土地建物が個人所有で働く人間もいなくなれば、全国から郵便局は土地建物ごと消滅して、政府の郵政民営化など破綻します。日本の郵政事業は完全に崩壊するのです。全国の特定郵便局が協力して郵政事業を辞めてしまってもいいし、一度郵便局を辞めて特定郵便局の土地建物の多くは個人の所有ですから、政府とはまったく関係のない全国約1万9000店舗のコンビニ会社になっても良いわけです。全国の約1万9000の特定郵便局のネットワークを民営化するならば、まずすべての特定郵便局との契約を見直す必要があります。特定郵便局とは明治政府が郵便制度を整備させるために全国各地の名士を選び、公務員という名誉と引き換えに郵便局用の土地建物を個人に無償で提供させたことに始まりますが、現在も個人の土地建物を提供している代償の委託契約の特典を廃止しても、特定郵便局を継続するかも聞かなければなりませんが、政府は郵政事業は国家のものとして、勝手に株式会社にして株売却の利益を当てにしています。政府がどんなに特定郵便局を守るといっても、個人の土地建物を提供している特定郵便局が郵政公社を辞めてしまえば、政府は新たに土地建物と従業員を全国約1万9000ヶ所用意しなけばならず、郵政事業全体が崩壊するのです。特定郵便局の公務員特典を批判しますが、特典を認めてきたのは政府であり、特典が不当であるならば非難されるべきは現政権政府です。また、特定郵便局の公務員特典が他の公務員より優遇されるのは、特定郵便局の土地と建物を提供しているからで、数千万円の個人資産を国家に提供して、他の公務員と同じ待遇であれば、誰も郵便局などしないし、特定郵便局に土地や建物を提供しないでアパート・マンション経営するほうがはるかに得です。国家に土地と建物を提供して「特定郵便局」をやる国家の約束は「公務員の地位」であったはずです。土地と建物を提供している「特定郵便局」に十分な説明や相談もなしに、「公務員の地位」や「特典」を廃止して、条件は大きく変わりリスクもあるが、郵便局の土地と建物はこれまでどおり個人資産を提供しろなど国家がすることでしょうか。

特定郵便局は明治政府が郵便制度を整備させるために全国各地の名士を選び、公務員という名誉と引き換えに郵便局用の土地建物を個人に無償で提供させたことに始まりますが、現在も土地建物は特定郵便局長の個人の資産で、個人の資産を国民のために提供してきた特殊な国家公務員です。簡単に言えば郵便フランチャイズチェーンと同じで、個人の土地建物を提供して郵便局長になっているわけで、郵便局の世襲制や局員の採用批判することは、容認してきた政府を批判するべきで郵便局長が悪いわけではありません。また、土地建物と働く人間を提供している郵便フランチャイズの特定郵便局の世襲制批判はコンビニ・フランチャイズの土地建物オーナーの事業相続を子供に権利はないと言うようなものです。特定郵便局だけには土地建物などの資産を提供させて、待遇は一般公務員と同じと言うのもおかしな話です。政府は郵政事業を国の財産と言いますが、郵政事業の多くの事業は個人の土地建物を提供している特定郵便局のものです。他人の資産を国家の資産と見せかけて株式会社化して株で儲けようなど特定郵便局は絶対に反対のはずです。悪者扱いされ政府にも無視され相談もない突然の民営化が行われるのであれば、郵便局の土地建物はアパート・マンション経営に転換したほうが得です。廃止を申し出てくる特定郵便局が増加すれば、政府は莫大な資金で新たな約19000の郵便局の設置をしなければならなくなるのです。「郵政民営化」で見事に郵政事業は崩壊して、小泉首相の破壊の構造改革は成功します。

「郵政民営化」を政権政党が推進するならば、まず「公務員の地位」と「特典」を廃止して「民営化」するために、「特定郵便局」にこれまでの約束がなくなるから、それでも郵便局を続けるかを協議しなければなりません。郵便局を辞める場合でも30年の個人ローンで郵便局を立てた「特定郵便局」もあるはずだから郵便局の廃止の場合も要望があれば、郵政公社が勝手な理由でこれまでの約束が変わるのですから、「特定郵便局」の土地建物を買い取る必要があります。郵便局を続ける場合も民間社員となるのだから、郵便局の土地建物の提供という個人的なリスクから解放するために、「特定郵便局」の土地と建物は郵政公社が買い取る必要があります。全国約1万9000の「特定郵便局」の土地建物の買取があって、初めて民営化した一般社員の民間企業になります。これまでの政府の約束は全部廃止して、「特定郵便局」の土地建物の提供義務だけ残しては、民営化企業になれません。今回の「郵政民営化」は国家による個人資産の侵害という側面もあるのです。社員の所有する土地に社員の資産で会社の建物を立てさせて成立する郵政民営化株式会社は民間企業と言えるのでしょうか。

また、政府は「大胆な構造改革」と言うくらいだから、中央から地方へ税源委譲して、道州制の体制に移行すればいいのです。2年で「郵政民営化」の改革をやると言うくらいですから、裁判所、外交、防衛などの法務省、外務省、防衛庁などを残して、どうせ郵政の約24万人を2年で民営化するのだから、残りの国家公務員一般職の約30万人も大幅削減して、各省庁は1000人規模に大幅縮小し、国家官僚の25万人はクビにして、大多数の国家公務員に郵政民営化と同様に2年で転職を迫るくらいのことも必要です。国民生活法案の立法も道州制の道州会議と知事会議で決定すれば、国会の議員は衆議院と参議院は都道府県各2名の両院それぞれ100名前後で、外交・防衛・基本六法の改正などに限定して法案を担当すればいいのです。教育も福祉も医療も地方の事情に合わせた立法と行政を道州会議に任せて、政府の財源も委譲してしまえば「小さな政府」が実現します。特殊法人や独立行政法人の補助金も全額カットしてしまえば、自然と政府系企業も多くは倒産解散していきます。地域にあった医療や教育や福祉や公共事業を地方の事情で政府から大幅委譲された財源を自由に使っていけば、日本の中央政府で決定した全国一律の地方事情を考えない政策や無駄遣いがなくなります。無駄遣いする財源も権限もなくなった中央官庁の官僚は天下りもできません。国家公務員の業務を最小限の業務に限定して、どうせ「構造改革」や「小さな政府」と言うなら、すぐに改革を決定して2年で実施して欲しいと思います。そうなれば、税金2倍を覚悟する国民も納得するというものです。

なぜ、今後の20年で国家経営の失敗である約538兆円の借金をゼロにしてしまうかと言えば、2025年には膨大な借金を返せるかどうか分からない事態が待っていそうだからです。これから始まる日本社会の少子化と高齢化は、20年後の日本を大きく変えてしまいそうです。若い世代の減少によって、2025年には日本の65歳以上の世帯主の「高齢化世帯」が日本全国で37%を超え、地方の20県が高齢者世帯40%を超えます。東京や大阪などの都市圏も例外ではなく35%を超え、急激な日本全国の高齢化が20年で進みます。75歳以上の高齢者世帯は全国で20%を超え、5世帯に1世帯が75歳以上の高齢化世帯となります。65歳以上の高齢者一人の世帯も全国平均で13.7%にもなり、大阪は16.2%、東京でも14.4%が高齢者一人世帯になります。労働力人口は2001年で6,752万人が2025年には6,296万人になり、約500万人が減少しますが、社会保障の国民負担は82兆円(2002年)が182兆円(2025年)に増加します。高齢化が進み国家経営の税負担が難しくなる20年後までには、これまでの国家経営の失敗による借金を処理しておかないと、もはや税負担に耐えられる日本社会ではなくなっているということです。日本社会の少子化と高齢化は税負担人口の減少と税消費人口の増加で、20年後は国家経営の失敗を補填できる国民収入が確保できない可能性があるのです。

米国流の競争社会を日本が目指しても、日本は米国ではないので無駄です。米国は世界区で人材が集まる国家ですから、世界中から最優秀の各国人材が移民として集まります。日本が世界区の人材移民が可能であるかを考えれば、米国と日本の経済発展と競争社会はまったく違います。米国は1990年代の10年で、約1000万人の移民がありました。米国の競争社会を支える人材と経済発展は日本が真似ようとしても前提として不可能です。1990年代に米国が受け入れた移民で、中国からの移民は約56万人、インドからの移民は約55万人、韓国からの移民も約22万人います。中国の華僑は世界で約5000万人、インドの印僑が約3000万人、韓国の世界同胞でさえ約500万人がいます。世界で活躍する世界最先端の移民人材の本国還流が本国の経済発展に大きく貢献しています。日本には世界最先端の移民人材を受け入れる覚悟も準備もなく、本国に還流する世界最先端の同胞人材のシステムもありません。日本の村社会でグローバル経済の競争社会などはじめから無理があったのです。すでに1998年の段階で加速度的に増加する米国に学ぶ中国、韓国、台湾の人材は日本をはるかに超えていました。

1998年の博士号取得者

国名

自国内博士号取得者

米国博士号取得者

合計

中国

6775人

2378人

9153人

日本

6575人

152人

6727人

韓国

2260人

780人

3040人

台湾

907人

871人

1778人

(出所:総務省統計資料、中国科学技術年鑑、韓国科学技術省資料、台湾政府資料)

日本の時代遅れの国際感覚

日本の国内常識と世界の国際常識との差が急速に問題化しています。日本の国内問題の解決方法が国際的な判断基準と大きく食い違い、日本の政治や政策だけでなく社会経済問題としても日本の後進性が大きな問題となりつつあります。

日本の国連問題は、日本の安全保障理事会の常任理事国の問題や国連における人権問題としての北朝鮮拉致問題が話題になります。日本の国連での存在感を拡大しようと考える日本政府ですが、自民党の国会議員が言ったとおり、金でどうでもなると考えた国連拠出金だけの存在感だけではさびしい限りです。金だけではないという国会議員ですが、日本の国連の存在感は拠出金というお金だけです。世界第二位の経済大国という日本のキャッチフレーズも金だけですが、日本政府の日本の存在感はまさに金だけであるのに、金だけではないという国会議員は金だけでない日本の存在感を示してもらいたいものです。

難民人権問題
日本は、国連高等弁務官事務所が認定した難民を難民として認めずに、難民生命の危険があるにもかかわらず、逃げてきた国家に送り返すという事件を起こして反省もしていません。中国は北朝鮮の違法滞在者を検挙して北朝鮮に送還していますが、中国の北朝鮮人送還行為を人道的でないと日本人は言いますが、国連が正式に認めた難民を日本政府は難民と認めず、難民の本国に送還する行為は中国の違法滞在者送還よりはるかに非人道的な行為といえます。日本のクルド難民など多くの難民について、日本政府の対応は正式な難民であっても違法滞在者として対処して、中国政府もしない非人道的な扱いが反省もなく現在も行われています。国連の日本政府に対する勧告は、日本政府の中国政府もしないような難民に対する非人道的な扱いだけでなく、先進国では最低レベルの女性差別に対する勧告もあります。

女性人権問題
国連女性差別撤廃委員会は、2003年7月に、日本政府に対して「戸籍続柄差別記載の撤廃を勧告」を行いました。国連女性差別撤廃委員会は、「民法の中に現在でも依然として差別的な条項が残っていることに懸念を表明する。その中には、結婚最低年齢や、離婚後の女性が再婚するために必要な待婚期間、及び結婚した夫婦の氏の選択に関する条項が含まれる。委員会は、また、婚外子に対する、戸籍と相続権に関する法律及び行政実務上の差別、そして、それらが女性に対してもたらす重大な影響についても懸念する。委員会は日本政府に対して、民法の中にいまだに残る差別的な条項を削除し、立法や行政実務を女性差別撤廃条約に適合させることを求める。」と日本政府に勧告していますが、日本政府はいまだに国連の勧告を無視したままです。韓国では昨年に、国連の勧告に従った民法改正を行い、女性差別の民法上の規定を全面的に改定しましたが、日本は法制化の動きもありません。

ジェンダー・エンパワーメント指数(GEM)
平均寿命、教育水準、国民所得を用いて、基本的な人間の能力がどこまで伸びたかを算出する国連の人間開発指数(HDI)で、日本は175カ国中9位(2003年)ですが、女性の所得、専門職・技術職、行政職・管理職及び国会議員に占める女性の割合を用いて算出するジェンダー・エンパワーメント指数(GEM)では、70か国中44位(2003年)で、HDIに比べてGEMは大きく落ち込み、2004年でもジェンダー・エンパワーメント指数では世界38位です。日本の基本的な人間の能力の開発及び女性の能力の開発は進んでいるものの、日本の女性がその高い潜在能力を発揮する機会は、日本社会では十分でないという国際評価です。つまり、日本では人間能力の評価は世界9位のレベルの人間能力の開発が行われているが、日本女性に対して日本人は世界評価として38位の評価の社会地位しか与えていないというわけです。日本女性は社会進出して社会的な地位を目指すよりも子供を生めと言う国会議員も多くいますが、国際的な人権意識の後進性が日本の政治家にも深く蔓延しています。日本は女性の民法上の権利でも差別があり、社会的な能力評価にも大きな差別があると国連は考えていますが、難民の人命も軽視する難民人権問題だけでなく女性の人権問題でも日本は世界の人権保護の考えから大きく遅れをとっています。日本人は日本が立派な人権保護国家と勘違いしていますが、日本はいつのまにか先進国では最低の人権無視国家として認知されつつあります。

世界GEMランキング(ジェンダー・エンパワーメント指数)
1 アイスランド 0.847
2 ノルウェー 0.837
3 スウェーデン 0.831
4 デンマーク 0.825
5 フィンランド 0.801
6 オランダ 0.794
7 オーストリア 0.782
8 ドイツ 0.776
9 カナダ 0.771
10 米国 0.760
11 オーストラリア 0.754
12 ニュージーランド 0.750
13 スイス 0.720
14 スペイン 0.709
15 ベルギー 0.695
16 アイルランド 0.683
17 英国 0.675

資料:UNDP(国連開発計画)「人間開発報告書」(2003年)

犯罪容疑者人権問題
犯罪容疑者人権問題で、韓国は昨年に警察による犯罪容疑者捜査に、弁護士の立会い捜査を法制化しました。警察による長期間の拘留、脅迫、自白強要、暴行、証拠偽造などの違法捜査を排除するために、容疑者の取調べには弁護士の立会いが必要であるとの犯罪容疑者人権擁護のために、米国、英国、フランス、ドイツ、台湾、香港などで法制化されている弁護士の立会い捜査を韓国でさえ法制化しました。

最近ですが、鹿児島県警の捜査が問題になっています。明確な証拠もなく選挙違反の容疑で村の大半の老人が、選挙違反の容疑者として取調べを受けましたが、証拠もなく長期間の拘留をして、証拠がないための長時間の脅迫と自白強要で高齢者であった容疑者老人たちが何人も倒れ入院までしましたが、警察は治療中も取調べを継続しました。また、弁護士との接見後には弁護士と何を話したかを捜査する接見調書を75通も作っていました。警察の捜査に都合の悪い弁護士は、強制的に弁護士解任の書類を容疑者に書かせて、弁護士が2度も変わって弁護士がいない容疑者まででました。警察による家族も同じ目にあわせるという脅迫や自白強要に、とうとう苦しみに耐え切れない老人たちから自殺未遂者まででました。警察は自殺容疑者を助けた人物からの調書でも、言ってもいない「罪を認めて死のうと思ったと容疑者は語った。」などの捏造調書を作成し、現在も県警は「適切な捜査だった。」と、一切の捜査上の違法性を認めていません。証拠もなく容疑されれば、警察の一方的な長期間の拘留が可能であり、証拠がなくても自白してしまえば有罪にできると自白の強要や証拠の捏造は密室の中で熾烈に行われます。弁護士との会話まで強制的に聴取して、不利な弁護士であれば弁護士解任まで容疑者に強要する警察の捜査が法律的にも可能な日本の犯罪捜査には犯罪容疑者の冤罪の可能性は極めて高くなります。香港や台湾や韓国でも認められている犯罪容疑者の権利を認めないのは、東アジアでは中国と北朝鮮と日本だけになってしまいました。中国が香港と同様の法改正を行えば、犯罪容疑者の弁護士立会いや基本的な容疑者人権を認めないのは北朝鮮と日本だけになってしまいます。

国際刑事裁判所問題
現在、国際連合で設立準備が進められている問題に、国際刑事裁判所(ICC)というものがあります。国際刑事裁判所は国際社会に重大な影響を及ぼす大量虐殺、戦争犯罪や人道に対する罪を犯した「国家」ではなく「個人」を裁く常設の国際裁判所のことです。国家の名のもとに、責任があいまいにされてしまう戦争犯罪や人道侵害に対する罪を「個人」として裁くことができるための裁判所です。

国際刑事裁判所(The International Criminal Court =ICC)は戦争犯罪、人道に対する罪、またジェノサイド(大量殺戮)と呼ばれる国際人道法を犯した「個人」を裁くための常設裁判所です。管轄権が「国家」に制限されているハーグの国際司法裁判所と異なり、国際刑事裁判所は「個人」を起訴する権限を持つことになっており、その管轄権は時期的および地域的に制限されません。

1998年6月15日、160ヶ国の代表がローマに集まり「国際刑事裁判所設立のための国連外交会議」(United Nations Diplomatic Conference of Plenipotentiaries on the Establishment of an International Criminal Court)が開催されました。7月17日、5週間におよぶ議論の結果、代表国家の圧倒的多数の賛成で常設国際刑事裁判所設立のための条約(Statute)が採択されました。ハーグの国際司法裁判所の管轄が「国家責任」を追及する権限がありますが、国際刑事裁判所は「個人の責任」追及が時期や地域に限定されずに追及されます。

2004年5月7日現在で、国際刑事裁判所設立条約批准国(94カ国)の中に、米国と日本は参加していません。米国はイラクでの人権侵害に大きな岐路に立たされていますが、米国の基本的な立場は、国外での米国軍の犯罪行為には米国国内法の適用外となり、違法行為としての対象になりません。また、紛争地域の法律が事実上存在しなければ、米国軍の犯罪行為を裁く法律は地球上に存在しないということです。米国軍の紛争地域での拘束や裁判や虐待に関する結果を裁く法律が地球上に存在しない状況に、世界は恐怖しています。今回のイラクでの虐待事件は、米国政府がその行為を裁く気になったので、米国軍法で裁かれます。米国政府が裁く気がなければ、米国軍の虐待や拷問を世界の誰も裁く法律さえ存在しない事態に、世界は新たな国際裁判所を必要としています。

国際刑事裁判所は米国軍の個人の犯罪行為を地域や時期に限定されずに裁くことができる裁判所ですから、米国は国際刑事裁判所条約の批准を現在も拒否しています。 驚くべきことに、日本政府は米国との協調関係から国際刑事裁判所条約の批准を拒否しています。世界の主要国の多くが批准している国際刑事裁判所条約を米国との協調を優先して条約批准を拒否している日本の態度に、世界各国は日本の人道支援に対して大きな疑いと疑問を感じ始めています。戦争放棄と人道支援を基本方針とする日本政府が、国際的な個人の犯罪行為を裁く裁判所の設置に反対している態度は、世界に日本に対する大きな不信感を拡大させています。 日本が北朝鮮の拉致問題を国際的な問題として訴えようとしても、国際刑事裁判所の設置に協力しない日本政府に対して、世界各国の国民は本当に同情してくれるのか。日本の人類に対する誠意と責任と義務が試されています。

今回の選挙でも話題になっている日本の景気は、日本の貿易輸出が大きな影響力を持っています。2004年の貿易は、米国頼りの輸出経済では経済復興できず、中国圏への貿易輸出で日本経済は救われました。政府が言う構造改革の成果で日本の景気がよくなったのではなく、中国輸出のおかげで日本の経済は救われたのです。日本の貿易輸出総額(61兆1820億円)の26.8%は中国圏(中国・台湾・香港)に対する輸出で、米国に対する輸出22.4%を超える輸出額になりました。アジア全体への貿易輸出は48.4%になり、アジアと米国に対する貿易輸出は日本の輸出全体の70.8%になりました。日本の景気はまさに中国圏とアジアに対する輸出で成り立っています。あまり増えない米国貿易に期待するのか、今後さらに拡大するアジア貿易に期待するか、日本の景気拡大はアジアと米国に対する外交問題にかかっています。領土問題や戦後問題で中国・台湾・韓国・ロシアと対立する日本は今後アジアとの関係をどうするのでしょうか。中国と対立して約16兆3700億円の貿易輸出による日本企業の売上を失って、日本の労働者が100万人ほど失業してしまうのでしょうか。

参考資料:変化する日本と世界の関係(7)日本の貿易構造2004年

10年先などどうでもよく、4年程度の政権維持のための政治家の約束や改革など、国民は信じられません。これまでの国家政府と地方政府の借金と財政赤字を補填して、20年後は借金がゼロになるためには、国民はどれほどの税金を覚悟するべきなのか、政党も政治家も内容を明らかにして、国民に提示する義務があります。日本国民にどんなに苦しい未来があろうとも、明確な数字が国民に提示されれば、国民は頑張る目標ができます。国民に国家経営の失敗を隠すのではなく、情報開示して国民が覚悟して立ち向かえる目標を提示することは政治家として失敗を認めることになるかもしれませんが、政治家の義務としてどんなに過酷な事実があっても提示するべきです。言い訳と騙しと先送りの政治はもはや終わりにしなければならないのです。

政府の政策や政治力で国民を変えられると公言する政治家は傲慢です。日本の少子化は子育て支援や児童手当では改善されません。給与や昇進で相変わらず女性差別する企業を制裁する法律がなければ女性の地位は改善されず、子育て休暇の後の地位と給与の保証がなければ子育てなど誰も選択しません。子育て休暇の1年後の職場復帰の地位と給与の保証をして、違反する企業には罰則制裁する法律なしに、どんな政府政策も無意味です。政府は子育て休暇を取る社員に不利な条件や退職を迫る日本企業をなぜ放置するのでしょう。市場原理に任せた結果、地方の都市から産婦人科の医者がいなくなっています。郵便局がなくなることも困りますが、数万人規模の多くの地方都市から産婦人科がなくなって、子供を生むために大都市まで通わなければならない妊婦の不便と危険は、現在の政治では放置されたままです。子供を生んでも地方だけでなく、都市でも幼稚園や保育園が足りず、入園1年待ちや子育てのための幼稚園や保育園のある都市への転居も多くなりました。少子化を防ぐための医者も幼稚園も保育園も日本全国で不足し、政府が考える出産手当や児童手当では到底解決できない現状はいまだに放置されたままです。政党が叫ぶ少子化対策など政党の言い訳で、本気で日本社会を考える能力が政治家には欠けているのです。

「郵政民営化」を叫び、「官から民へ」の「構造改革」を主張する小泉首相と武部自民党幹事長ですが、1994年6月30日、村山政権が発足した時の日本社会党の委員長だった村山富市氏を首班とし、自民党と新党さきがけの三党による連立政権時代に、「政治改革による構造改革」に大反対だった小泉さんと武部さんが、「政治改革による構造改革」推進派だった岡田氏を今になって、反改革派と非難するのも面白い事態です。政治家は国民が何も知らないとバカにしていますが、しっかり政治家の言ってきたことと行ってきたことを覚えている国民もいるのです。嘘と誤魔化しを恥ずかしいと感じない政治家を国民は決して許してはいけないと思います。

今回の選挙では、自民党は自民党支持者に、「小選挙区は自民党、比例区は公明党」というお願いをしているとも聞こえてきますが、選挙協力とはいっても自分の支持者に他党投票をお願いするのであれば、別個の政党である意味もないし、政党支持者というものをバカにしています。

「構造改革」と言うならば、日本の政治は二大政党制で10年以内に政権交代をする政治の実現をして欲しいと思います。政権は10年続けば、政権政党は腐敗します。政権政党の腐敗は官僚の腐敗になって行きます。前政権の腐敗を国民に明らかにするのは、政権の交代可能な政治が必要になります。政権が交代することが前提になれば長期政権で政権政党と一緒に腐敗する官僚に、大きな危機感を与えることができます。政権政党の政治は10年続かないという政治は、政治家にも官僚にも大きな緊張感が生まれます。「構造改革」と言うなら、政権政党政治の交代を可能にする「政治家と官僚の構造改革」が必要です。「構造改革」とは、政権政党が数十年も政権を続けることではなく、常に国民の選択によって政権を交代していき、政権政党と官僚の腐敗を許さない政治システムこそが、「政治の構造改革」なのです。

今回の選挙は、小泉首相の自民党が言う「郵政民営化選挙」ではなく、数十年間の政治と官僚と財界の癒着をなくし、政治と官僚の腐敗を決定的になくす「政権交代選挙」を実現しなければなりません。小泉首相がどんなに「構造改革」と言っても、腐敗構造の自民党がすぐに変わるわけではありません。官僚の腐敗をこれまで放置してきた自民党の「改革」しますという公約は聞き飽きました。今回の選挙は日本の政治が政権交代で、政・官・財の癒着腐敗構造を定期的に検証する「政権交代による構造改革」を実現する国民選挙にしなければ、20年後の日本は悲惨な結果が待っているでしょう。報道を権力で締め付け、報道機関の情報操作まで始めた政権など、もはや「改革」の名に値しないと国民は考えるべきです。共産党も社民党も「政権交代」に賛成して、二大政党の政治腐敗を厳しく監視する野党の立場を宣言してもかまわないと思います。交代の時期が来れば民主党や自民党に賛成協力して、与党を厳しく監視する野党の存在を国民は二大政党制と同様に認めるはずです。自民党と公明党以外の政党が団結して「二大政党制実現の選挙と二大政党制を監視する野党の選挙」と今回の選挙を位置づけられれば、日本の政治の構造改革は確実に実現します。郵政民営化や小泉改革などと言ったところで、汚職にまみれてきた自民党政治を完全に否定できるわけではありません。どんなに着替えて化粧しても汚職の温床は自民党政権にあったことは否定できません。政・官・財の癒着と汚職の自民党政治からの決別という「日本政治の構造改革」を私は強く望んでいます。

小泉政権の4年4ヶ月で、政府の支出は約10兆円削減しましたが、借金は約150兆円も増えました。国民の税負担は5兆円以上増え、法人税は10兆円も減りました。日本の全世帯の20%が年収200万円以下になり、25%が貯蓄がゼロになりました。勤労者の35%以上が非正規労働のパート・アルバイト社員になり、最近のどんな戦争や災害でも考えられない年間3万人以上の日本人が自殺する時代になりました。国民の収入の80%を上位収入者20%で占められる時代には、国民全体の80%から大幅な税金は取れないのだから、国家の税負担も高額所得者の20%に国家の税金の80%を要求する時代も来るでしょう。勝ち組の国民がなぜ負け組みの分までの税金を負担するのかと不満も出るでしょうが、国民収入の80%を占める層には国民全体の税金を80%を負担させると言うのもひとつの公平性として考えられます。日本のこれまでの借金と赤字財政など、総額で100兆円の税収が必要であれば、法人が20兆円、国民が80兆円負担し、80兆円の80%を全体の収入の80%を占める上位所得者20%に負担してもらうわけです。上位所得者平均で3人世帯で年間1000万円の税金負担です。何よりも国民の下位所得者80%が、国民全体の上位所得者20%に税金の80%を負担させる決定をすれば、上位所得者に対する課税は国民の多数決原理で選挙でも国会決議でも可能になります。勝ち組といっている層に対して、無税世帯が増加し負け組負担まで要求する過酷な時代は確実に来るのです。政治は誰かがいっていましたが、誰に対しても非情だそうですから、後で後悔しないように賢明な政治の選択をしましょう。

参考文献:
臥龍通信第66号「年金問題の本質」
臥龍通信第121号「郵政民営化法案の欠陥」
公開コンテンツ「日本の官僚主義」
公開コンテンツ「厳しい国家財政」
公開コンテンツ「日本の化学兵器の中国遺棄問題」
公開コンテンツ「危機意識なき日本」
臥龍通信第112号「日本の戦後と靖国問題A」
臥龍通信第111号「日本の戦後と靖国問題@」
臥龍通信第108号「中国から見た日本」
臥龍通信第106号「最近の中国対立」
臥龍通信第98号「日本の対中貿易」
臥龍通信第96号「中国のエネルギー戦略」
臥龍通信第94号「日本の教育」
臥龍通信第90号「韓国技術エリートの台頭」
臥龍通信第87号「IMDと社内大学」

発行日 発行No タイトル
2005.08.22 第119号  戦後60年の政治
2005.08.15 第118号  戦後60年の総決算
2005.08.10 第117号  独裁政治への道(郵政民営化法案騒動)
2005.07.28 第116号  世界ブランドランキング2005
2005.07.08 第115号  日本の少子化と女性問題
2005.07.08 第114号  米国政府要望書
2005.07.01 第113号  日本の右傾化
2005.06.17 第112号  日本の戦後と靖国問題A
2005.06.17 第111号  日本の戦後と靖国問題@
2005.06.02 第110号  狂気の日本
2005.06.02 第109号  東シナ海ガス田問題
2005.05.23 第108号  中国から見た日本
2005.05.13 第107号  日本の国際競争力(IMD2005)
2005.04.18 第106号  最近の中国対立
2005.04.18 第105号  明治の成功と失敗
2005.04.18 第104号  報道の意図と文脈
2005.03.22 第103号  ライブドア騒動の深層
2005.03.15 第102号  日本の時代遅れの国際感覚
2005.03.05 第101号  日本のブランド戦略とデザイン戦略
2005.03.05 第100号  中国の知的財産権問題と日本の歴史問題
2005.02.22 2月号外  頑張れホリエモン
2005.02.20 第99号  21世紀の知的財産権戦略
2005.02.20 第98号  日本の対中貿易
2005.02.10 第97号  不動産ファンド
2005.02.10 第96号  中国のエネルギー戦略
2005.01.20 第95号  クルド人を救え
2004.12.30 第94号  日本の教育
2004.12.30 第93号  北朝鮮問題
2004.11.30 第92号  崩壊する日本
2004.11.30 第91号  日本の国家経営者
2004.11.10 第90号  韓国技術エリートの台頭
2004.11.10 第89号  21世紀構想研究会記念フォーラムのご案内
2004.10.15 第88号  観光立国(ビジット・ジャパン)
2004.09.05 第87号  IMDと社内大学
2004.09.05 第86号  実力主義の「人間管理」と「能力管理」
2004.08.11 第85号  日本の戦後問題 
2004.08.11 第84号  2007年問題 
2004.07.23 第83号  企業経営と国家経営 
2004.07.23 第82号  未公開株の取引 
2004.07.02 号外  スウェーデン・プロジェクト
2004.07.01 第81号  日本の政治の大改革 
2004.06.21 第80号  日本の21世紀の課題 
2004.05.25 第79号  美しい日本の国土再生
2004.05.10 第78号  激動する世界情勢
2004.05.10 第77号  現代日本の問題点
2004.04.25 第76号  企業経営とITと知的財産権 
2004.04.25 第75号  「韓流」の映画とドラマ 
2004.04.08 第74号  日本のIT産業の実力
2004.04.08 第73号  「科学技術」と「職人技能」
2004.03.29 第72号  「攻殻機動隊」と「イノセンス」
2004.03.12 第71号  日本近代史の分岐点
2004.02.22 第70号  21世紀の大学改革
2004.02.22 第69号  行動する日本人の時代
2004.02.12 第68号  21世紀の日本人と日本社会 
2004.01.27 第67号  国家経営力統計
2004.01.10 第66号  年金問題の本質
2003.12.02 第65号  日本マンガの実力
2003.12.02 第64号  日本の政治
2003.10.17 第63号  企業就労と健康と個人の幸福 
2003.10.17 第62号  知的財産権政策後退の阻止 
2003.09.26 第61号  地域主義の新たな潮流
2003.08.20 第60号  日韓の近代・現在史
2003.08.20 第59号  国連問題と日本外交
2003.07.10 第58号  国家経営力(2) 
2003.07.10 第57号  国家経営力(1) 
2003.06.25 第56号  特許戦略よりも知性戦略
2003.06.07 第55号  『日本の知性は死んだのか?』 
2003.06.07 第54号  経営力の時代(3) 
2003.06.07 第53号  経営力の時代(2) 
2003.06.07 第52号  経営力の時代(1) 
2003.04.25 第50号  朝鮮半島の中国と米国の関係  
2003.04.25 第49号  日本のITの基礎知識(5)  
2003.04.25 第48号  日本のITの基礎知識(4)  
2003.04.25 第47号  日本のITの基礎知識(3)  
2003.04.25 第46号  日本のITの基礎知識(2)  
2003.04.25 第45号  日本のITの基礎知識(1)  
2003.03.10 第44号  日本の産業競争力
2003.03.10 第43号  日本の安全保障
2003.03.10 第42号  日本の知性創造サイクルの変革

中嶋経営科学研究所 所長 中 嶋  隆


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