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メールマガジン臥龍通信バックナンバー2001


臥 龍 通 信 第 8 号 <2001.08.02発行>
》》》》》》》》 中嶋経営科学研究所 《《《《《《《《

http://www.Nakajima-MSI.com


※「臥龍通信」は、「開設のご挨拶」をお送りした皆様ならびにご登録頂いている皆様に配信しております。


こんにちは!中嶋経営研究所より、「臥龍通信第8号」をお届け致します。 先日までの参議院選挙は自民党の圧勝におわり、今後の政治手腕が問われるところです。しかしながら投票率の低さは嘆かわしいものでした。 国民の政治への関心とはうらはらに期待感の希薄さが露見したように思われます。

さて、8月9日(木)に技術トランスファーサービスさんと「知財戦略セミナー」を開催致します。本日の臥龍通信「コスト経営の終焉」とも関係深い内容で これまでの“コスト経営”から“21世紀型の経営”へと移行していくための方策を探るセミナーです。皆様のご参加をお待ちしております。

 ■ INDEX ■

  ■ 臥 龍 通 信 第8号 ■― コスト経営の終焉
  ■ お知らせ掲示板 ■― ★8月9日知財戦略セミナー開催のご案内
                  主催:(株)技術トランスファーサービス、中嶋経営科学研究所
  ■ Nakajima-MSI INFORMATION ■― 臥龍通信入退会のご案内

 ■ 臥 龍 通 信 第8号 ■― コスト経営の終焉

参議院選挙が終わった7/31のテレビで、不良債権と構造改革の討論が、政治家の先生方を集めて行われていました。その中でひとり石原大臣が、「世界一高い人件費で雇用を維持するには福祉だ」ということをしきりに話していました。福祉かどうかは別にして、国民の痛みや雇用については、やっと政府も気づき始めたようです。

1980年代における日本のブランドはまさに「安い人件費の質の高い労働力」の国でありました。コスト的に安い人件費による製品の製造が可能でした。 世界に製品を輸出し始めて、日本は80年代に世界中からお金を儲けて、現在世界一高い人件費の、豊かな国になりました。

21世紀の日本のブランドはもはや「人件費の安い質の高い労働力の国」ではなく、いつのまにか「世界一高い人件費でそれほど質の高くない国」と いうことになってしまいました。日本の新卒大学生の給与より、インドや中国のバイリンガル博士号取得者のほうが安いとなれば、日本人など使おうと 誰も思わない時代が到来しつつあります。日本の雇用問題は、日本企業が世界競争力として日本人を必要としなくなった結果だと言えます。世界一人件費の高い日本人が、人件費に見合う労働をしてないため、世界から必要でないといわれているのです。

産業構造や不良債権だけの問題ではなく、日本人の人件費が世界水準 から考えれば高すぎるのです。“人件費は高いが労働力は平凡”では世界 から見て日本人労働者はなんら競争力をもたないということになり、失業するのは必然です。政府がどんなに税金を使って、雇用を維持しようとしても、永遠に職がない労働者に税金を無限に使うことにしかなりません。日本の労働者を、税金をどれだけ投入しても救えない新たな不良債権にしては いけないのです。

経済と雇用の問題は、教育による日本人の労働レベルの基本的な転換なしには解決しないのです。材料費や人件費というコスト積み上げのコスト経営 は日本人の世界一の人件費によって、破綻しました。コスト経営を続ける構造がある限り、中国やインドの新興勢力には、到底太刀打できないのです。米国や欧州より高い日本の人件費は、近い将来と欧米諸国との競争にも負ける結果をもたらすことになるでしょう。

九九の暗算さえ難しくなった日本の教育が、インドの「20×20」を暗算できる初等教育やインド哲学に根ざした論理学を教える中等教育にはもはや対抗できないのです。大学では、必修ともいえる記号論理学をマスターすることによって、変換ソフトで記号論理学の記述は自動的にソフトウェアに変換出来 ます。論理学の正確さがビジネスの論理性と効率化を可能にします。

日本は金持ちになって、教育を忘れました。そして今度は、新興勢力の国民 に、日本人がため込んだお金を吐き出す時代が来たのです。自分達だけ安い人件費時代に金儲けをして、新興勢力が、日本と同じように、安い人件費で金儲けをし始めると、国益の保護と称して輸入制限などしてほしくないと思った りもします。金儲けして、後から貧しい国が金儲けしようとするとじゃまをする、そんな国家に日本はなってほしくないと思っています。自分の生活と金儲けで凝り固まった日本には一度経済大崩壊という試練が必要なのかもしれません。

竹中大臣も8/1の日本経済新聞で、やっと世界一高い人件費に見合う経済構造という言い方を始めました。コスト経営の終焉であるといえましょう。

中嶋経営科学研究所 所長 中 嶋  隆

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 ■ お知らせ掲示板 ■

★8月9日知財戦略セミナー開催のご案内

  ◆企業経営の知財戦略 〜インタンジブル 見えざる資産獲得のために
       講師:秋山国際特許商標事務所 所長 秋山 敦

  ◆知的財産経営〜知財会計時代のマネジメント
       講師:中嶋経営科学研究所 所長 中嶋 隆

  日 時:2001年8月9日(木)13:30〜16:30
  場 所:東京都千代田区霞ヶ関3-4-2商工会館内 弁理士会3F会議室
  費 用:21,000円/名 (テキスト・消費税込み)
  主 催:(株)技術トランスファーサービス http://www.tectra.co.jp
       中嶋経営科学研究所 http://www.Nakajima-MSI.com
       お問い合せTEL:03-3578-1951
       お申し込みFAX:03-3578-1950

知的財産に世界中の経営者は注目しはじめています。 この”見えざる資産”を如何に獲得し経営戦略としていくのか、知的財産 の資産価値と会計上の諸問題など、経営上の観点から新しいトレンドと21世紀型企業の知財戦略およびコスト経営からの脱却について、お伝えしてまいります。知財および経営管理に従事する諸氏には、これからの知財管理や知財会計は経営上の大きな課題となってくるはずです。 新しい経営の方向性を探り、自社の経営戦略を考えていく上での知恵が満載のセミナーですので、皆様の御参加をお待ちしております。

 ※セミナープログラムなど詳細はHomePageでご案内しております。
   ◆技術トランスファーサービス http://www.tectra.co.jp
   ◆中嶋経営科学研究所 http://www.Nakajima-MSI.com


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