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変化する世界と日本(6)
アジアの貿易物流
アジアの物流に大きな変化が起きています。貿易日本の物流は大きく変化してアジア中心の貿易物流が加速度的に増加しています。特に中国の上海の増加率は驚異的な数字です。中国本土からの輸出量の増加が、上海と香港で急激に増加し、アジア物流が香港・上海・シンガポール・釜山を中心に進んでいることがよく理解できる数字です。
アジアの貿易物流:物流量単位千TEU(20フィートコンテナ)
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港湾名
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1980年実績
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2003年実績
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増加率
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中国・香港
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1465
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20100
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13.72倍
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シンガポール
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917
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18100
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19.74倍
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中国・上海
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49
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11280
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230.20倍
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韓国・釜山
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634
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10367
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16.35倍
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台湾・高雄
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979
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8840
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9.03倍
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日本・東京
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1354
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5749
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4.25倍
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日本・大阪
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1724
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3508
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2.03倍
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中国のバブル崩壊の話題が日本で始まって2年以上になりますが、いまだ中国バブルが崩壊しません。2005年はバブルが崩壊するという評論家も多くいますが、アジアの物流を考えると、日本の製造業は中国に進出して、中国市場と米国市場に製品を販売しています。香港と上海の物流増加は、日本企業の中国工場からの米国輸出製品の増加でもあります。日本の製造業が中国に工場を建てて、世界中から部品を輸入し、米国などの先進国向けの製品を輸出することで、中国の港の物流は加速度的に増加したということです。
中国バブルの崩壊は中国景気で立ち直った鉄鋼業の顧客がなくなることを意味し、また中国にある日本の製造業の生産と輸出を崩壊させることでもあります。中国バブルの崩壊は、現在の日本輸出の50%以上の中国圏と米国輸出が危機的な状態に陥ることでもあるのです。中国のバブル崩壊は日本にはまったく関係ないような評論家の話は信じられません。
また、日本ではまったく話題にもされませんが、中国は最近渤海湾と新彊ウイグル自治区に大規模な油田とガス田を発見しました。渤海油田だけでも埋蔵量は205億トンで、中国の2004年の原油輸入の約200年分で、中国の総原油消費量の約80年分です。満州の大慶油田などの国内油田を温存して、中国は中東やロシアからの原油輸入は今後も継続し、世界の石油が枯渇したあとでも中国は経済発展のための100年分の石油を確保しようとして、すでに約80年分の石油や天然ガスのエネルギーを国内に確保しました。長期展望にたった中国の国家戦略にまた日本は大きく遅れをとりそうです。
参考文献:
公開コンテンツ「日本の化学兵器の中国遺棄問題」
公開コンテンツ「危機意識なき日本」
臥龍通信第112号「日本の戦後と靖国問題A」
臥流通清第111号「日本の戦後と靖国問題@」
臥龍通信第109号「東シナ海ガス田問題」
臥龍通信第108号「中国から見た日本」
臥龍通信第106号「最近の中国対立」
臥龍通信第98号「日本の対中貿易」
臥龍通信第96号「中国のエネルギー戦略」
臥龍通信第94号「日本の教育」
臥龍通信第90号「韓国技術エリートの台頭」
臥龍通信第87号「IMDと社内大学」
参考資料:「公開コンテンツ」
参考資料:「臥龍通信」
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