2004.09.30
中嶋経営科学研究所 所長 中嶋 隆 |
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| 変化する日本と世界の関係(2)世界貿易ランキング(2003年) 世界貿易の構造が急激に変化しています。WTOが発表した世界貿易輸出額ランキングの2003年の結果は、想像以上の変化が世界の貿易構造で起こっていることを明らかにしました。 日本の貿易相手国の変化は、公開コンテンツ(変化する日本と世界の関係(1)日本の貿易)を参照してください。 世界貿易輸出額ランキング(2003年) 2003年の世界最大の貿易輸出国はドイツで、米国の輸出額を超えました。驚くべきことは、中国圏(中国・台湾・香港)の輸出貿易額は、ドイツを超えて世界最大となったことです。中国圏(中国・台湾・香港)の輸出貿易額は、世界最大で世界輸出の総額の10.9%を占めるまでになり、日本の貿易輸出額の約2倍にも成長しました。 中国圏の世界貿易に占める位置は今や世界最大で、中国単独でも3位の日本とほぼ同額の4位の輸出貿易国家である中国は2008年の北京オリンピックの開催に向かって、成長速度を加速させています。 世界貿易輸出における中国圏の影響力は米国を超え、ドイツを超え、日本の約2倍の貿易輸出額で世界を圧倒し始めています。 また、欧州の小大国(小さいが大国並みの経済力がある国家)のオランダ(7位)、ベルギー(10位)、スウェーデン(18位)、スイス(20位)の貿易額も注目です。 アジアでは、日本(3位)、中国(4位)、香港(11位)、韓国(12位)、台湾(15位)、シンガポール(16位)、マレーシア(19位)などが世界貿易輸出国の20位以内に入っています。 世界貿易輸出額ランキング(2003年)
世界貿易輸入額ランキング(2003年) 世界の貿易輸入額ランキングにも、貿易輸出額ランキングと同様の大きな変化がありました。中国圏(中国・台湾・香港)が世界貿易輸入額でも、ドイツ(2位)を超えて米国(1位)に次ぐ世界2位となったことです。中国は単独でも世界貿易輸入額3位の国家となりました。 中国圏の世界貿易の輸出額は日本の約2倍で、輸入額も日本の約2倍に成長しました。世界貿易はもはや中国圏の経済なしには考えられない時代が来ました。 アジアの世界貿易輸入額ランキングでは、中国(3位)、日本(6位)、香港(11位)、韓国(14位)、シンガポール(15位)、台湾(16位)で、世界貿易におけるアジアの地位は貿易輸出額と同様に貿易輸入額でも大きな位置を占めるまでに成長しました。 世界貿易輸入額ランキング(2003年)
外貨準備高ランキング 外貨準備高が、世界貿易の構造変化で大きく変わりました。 世界最大の外貨準備高の国家は日本ですが、中国経済圏(中国・台湾・香港)の外貨準備高は、日本を超えました。 外貨準備高のランキングでは、アジアの国家が貿易によって多額な外貨を保有しています。 世界1位から7位までがアジアの国家で占められていることも、21世紀がアジアの時代であることを予測させます。 外貨準備高ランキング(2004年)
参考文献: 公開コンテンツ「変化する日本と世界の関係(12)世界貿易ランキング(2004年)」 公開コンテンツ「変化する日本と世界の関係(9)世界GDPランキング(2004年)」 公開コンテンツ「変化する日本と世界の関係(7)日本の貿易構造(2004年)」 公開コンテンツ「変化する日本と世界の関係(4)世界汚職清潔度ランキング(2004年)」 公開コンテンツ「変化する日本と世界の関係(3)世界GDPランキング(2003年)」 公開コンテンツ「変化する日本と世界の関係(2)世界貿易ランキング(2003年)」 公開コンテンツ「変化する日本と世界の関係(1)日本の貿易構造(2003年)」 公開コンテンツ「日本の化学兵器の中国遺棄問題」 公開コンテンツ「危機意識なき日本」 臥龍通信第112号「日本の戦後と靖国問題A」 臥流通清第111号「日本の戦後と靖国問題@」 臥龍通信第109号「東シナ海ガス田問題」 臥龍通信第108号「中国から見た日本」 臥龍通信第106号「最近の中国対立」 臥龍通信第98号「日本の対中貿易」 臥龍通信第96号「中国のエネルギー戦略」 臥龍通信第94号「日本の教育」 臥龍通信第90号「韓国技術エリートの台頭」 臥龍通信第87号「IMDと社内大学」 公開コンテンツ: 参考資料:
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