Dec.2002
アジアの台頭 (4)
〜 アジアの経済規模 〜

中嶋経営科学研究所 所長 中嶋 隆


アジアの経済規模

日本のアジアにおける役割を、20年後のアジア世界を想定して考えることは、現在の日本に最も必要とされることかもしれない。

2002年11月8日、中国の第十六回共産党大会で江沢民総書記は2020年に2000年のGDPの4倍である4兆ドルのGDP達成目標を宣言した。中国のアジア第一位の経済大国への宣言である。

インドは人口約10億2700万人で、GDPは1999年に約4422億ドルで約53兆円ほどである。

世界銀行は2001年4月末に、米国の物価を基準とした購買力平価(PPP)の経済規模を発表した。インド購買力平価の経済規模は、米国、中国、日本についで世界第四位となった。アジアの中国とインドが軍事力と経済力と知性力を備えた21世紀の超大国に変貌するのは、間違いない事実となりつつある。

        
購買力平価(PPP)の経済規模ランキング
順位 国名 購買力
1 米  国 8兆8800億ドル
2 中  国 4兆4500億ドル
3 日  本 3兆1900億ドル
4 イ ン ド 2兆2300億ドル
5 ド イ ツ 1兆9300億ドル
6 フ ラ ン ス 1兆3500億ドル
7 英  国 1兆3200億ドル
8 イ タ リ ア 1兆2700億ドル
9 ブ ラ ジ ル 1兆1500億ドル
10 ロシア連邦  1兆200億ドル
(資料:世界銀行(2001年4月末))



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  アジアの台頭(1)〜アジアマネーの台頭とアジアの経済発展
  アジアの台頭(2)〜米国の中国人ネットワーク
  アジアの台頭(3)〜インドのIT産業政策とインドのソフトウェア産業
  アジアの台頭(4)〜アジアの経済規模
  アジアの台頭(5)〜世界の大学生と大学院生
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